メガネをかけたままヘッドホンを付けたい、けれどヘッドホンに押されてメガネが顔に食い込んでとても痛い!もどかしい!メガネが邪魔に感じる。
メガネユーザーの皆さんはそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
そのようなお悩みを解決するため、メガネをしていても痛くないおすすめのヘッドホンや痛くならないメガネの付け方をご紹介します。
メガネをしてヘッドホンをすると痛くなる理由
メガネをかけたままヘッドホンをすると、メガネが顔に当たって耳のあたりが痛くなってしまうことがあります。
このような痛みが発生するのは、イヤーパッドからかかる圧力によってメガネのツルの部分が顔の側面に押し付けられるからです。
特に耳の上側はヘッドホンをしていない状態でもメガネを支えているだけで痛みが生じることもあるため、ヘッドホンをするとより一層圧力がかかりやすくなります。

痛くならないようにするためには
メガネをしてヘッドホンを付ける際に、痛くならないようにするヘッドホンの付け方をご紹介します。
1.ヘッドホンを調整する
1つ目は、ヘッドホンを調節して緩める方法です。
ヘッドホンは長さ調節できるものが多く、幅を広げることで耳付近にかかる圧力を下げることができます。これにより、ヘッドホンがメガネを顔に押し付けてしまう力が弱くなるため痛みが和らぎます。
2.ヘッドホンとメガネの装着順を変える
2つ目は、ヘッドホンを装着した後にメガネをかけるというように、かける順番を変える方法です。
少しめがねのツルに負担がかかってしまいますが、ツルが顔に食い込む痛みは無くなるでしょう。
3.痛くならないメガネに買い替える
3つ目は、ツルが太いメガネやショートテンプル型のメガネに買い替える方法です。
メガネを買い替えるお金はかかってしまいますが、ツルが太いメガネに変更すると顔の1か所にかかる圧力が分散されて痛みが軽減されるでしょう。
また、ショートテンプル型メガネは、テンプルが頬骨辺りまでしか無いメガネがあります。ショートテンプル型を使用することでヘッドホンと干渉せずに着用することができます。
デメリットとしては、レンズが小さかったりビジュアル的にイマイチだったりします。
また、ゲームを中心として使用する方なら、ゲーミングメガネを選択するのも良いでしょう。
イヤーパッドを変更する
ヘッドホンのイヤーパッドを変更することで痛みが軽減されるという場合もあります。
ヘッドホンの買い替えよりも安価で済むため、今使っているヘッドホンがお気に入りの方は試してみるのも良いでしょう。
ヘッドホンを買い換える
ヘッドホンの形状や素材を変更することによってメガネをかけても痛くなくなる場合があります。
詳細は次の項目にて紹介していきます。
メガネにおすすめのヘッドホンの特徴・機能・性能
ここでは、ヘッドホンを選ぶ際に注意する点を紹介します。
以下の3項目を考慮することによって、耳の痛みを大きく軽減することができるでしょう。
それぞれにメリットとデメリットが存在しますので、自分に合ったものを選んでください。
特にデメリットを考慮しないと、せっかく買ったのに使用感が悪いと言ったことが起こってしますので注意が必要です。
- ヘッドホンのタイプ
- ヘッドホンの形状
- ヘッドバンド・スライダー
ヘッドホンのタイプ
ヘッドホンのタイプは二種類存在し、開放型と密閉型があります。
密閉型の特徴は、遮断性が高く外部の音を遮断することができるため、音に集中することができます。
また、迫力のある低音を出しやすいという点があります。
デメリットは、密閉する構造上メガネとの干渉が起きやすく、耳が痛くなることがるということです。
開放型ヘッドホンは、名前の通り密閉せずに装着できるので耳への負担を減らすことことができます。
また、軽量モデルが多い・通気性が優れているなどの利点があります。
デメリットとしては、開放型と比較して音漏れが多い・外部の音が聞こえやすいという点です。
なので、開放型より外出先での使用などには向いていません。
自宅など音漏れを気にしない方や、長時間音楽を聞いているという方には開放型がおすすめです。
ヘッドホンの構造
ヘッドホンの構造には、オーバーイヤー型とオンイヤー型があります。
オーバーイヤー型は耳に覆う形の構造になっており、装着感が安定したり、遮音性が高いと言うメリットがあります。
しかし、耳を覆う形なのでメガネとの干渉が起きやすく、耳が痛くなったりします。
オンイヤー型は耳の上にのせる感覚のヘッドホンで、圧迫感が少なくメガネの痛みを軽減できます。
なので、メガネ着用時はオンイヤー型をおすすめします。
しかし耳に乗せる構造の都合で、長時間使用してると疲れてくるという人もいるため、注意が必要です。
ヘッドバンド・スライダー
ヘッドホンの中ではヘッドバンドやスライダーが採用されているものもあります。
ヘッドバンド・スライダーを調整することで圧迫感を緩めることができるため、メガネ着用時とメガネを外しているときで調整をすることで頭にフィットさせることができます。
自分で調整することができるため、フィット感を重視する方におすすめです。
メガネをしても痛くならないヘッドホンの選び方
メガネをしても痛くならないヘッドホンを選ぶときに注目すべきポイントを3つご紹介します。
- ヘッドホンの構造で選ぶ
- ヘッドホンの装着方法で選ぶ
- ヘッドホンのイヤーパッドで選ぶ
ヘッドホンの構造で選ぶ
まずはヘッドホンの構造の違いで選ぶ方法です。
ヘッドホンは開放型と密閉型という種類があり、メガネを付けたまま使用する場合は開放型がオススメです。
開放型はハウジング部という耳に当たっている部分の外側が網目構造になっており、圧迫感が少なく、そして音の広がりが感じやすいという特徴があります。
ただし、密閉型と比べると周囲に音が漏れやすいため静かな環境で音楽を聞く場合は注意しましょう。
ヘッドホンの装着方法で選ぶ
次に、ヘッドホンの装着の仕方の違いで選ぶ方法です。
ヘッドホンはオンイヤーとオーバーイヤーという種類があり、耳が痛くならないようにするためにはオンイヤータイプがおすすめです。
オンイヤータイプは耳の上に乗せるような形になっており、覆うタイプのオーバーイヤーと比べると軽量で持ち運びしやすいというメリットがあります。価格が比較的お手頃なのも嬉しいポイントですね!
ヘッドホンのイヤーパッドで選ぶ
そして、ヘッドホンのイヤーパッドの違いで選ぶ方法です。
ヘッドホンのイヤーパッドの硬さによって、メガネや顔にかかる負担が変わります。
イヤーパッドが柔らかいヘッドホンを使うことで、メガネのツルが顔ではなくイヤーパッドに食い込むため痛みが軽減されると考えられます。
柔らかすぎるとヘッドホンがずり落ちてしまう可能性があるため、ホールド力と痛みの少なさのバランスがよいヘッドホンを探しましょう。
メガネをかけていても痛くならないおすすめのヘッドホン10選
メガネをかけていても痛くならないおすすめのヘッドホン10選を紹介します。
AKG オープン型ヘッドフォン K701
最初に紹介するおすすめのヘッドホンは「AKG オープン型ヘッドフォン K701」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 開放型 |
重量 | 235g |
カラー | ホワイト系 |
- オーバーイヤーなのに締め付け感が無い
- 開放型ですっきりした付け心地
- インテリアにもなるオシャレなフォルム
人間工学によって作られた、人の耳にフィットする“3D-Form”イヤパッドを採用しており、耳への負担が軽減されます。
直接耳に触れないデザインなのでメガネユーザーにぴったり!長時間装着していても快適に使用できる点が魅力的です。
また、開放型としては類を見ない最高のサウンドであり、音質も大満足です。
ヘッドバンドはなんと自動調節機能がついており、装着すると自分の頭に合わせて最適な形にジャストフィットします。
AKG オープン型ヘッドフォン K701
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「audio-technica SOLID BASS ATH-WS330BT」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 密閉型 |
重量 | 167g |
カラー | ブラック ブルー カーキ |
- 低反発ウレタンで耳に優しい
- 軽量・コンパクトで頭への負担が少ない
- 好きなカラーが選べる3色展開
低反発ウレタンを採用したことで、耳に優しい付け心地になっています。
立体縫製されているため安定して装着することができるので付けている間のストレス軽減に効果的!
フル充電すると、最大70時間も連続でワイヤレス再生することができるため充電が手間に感じるという方にもぜひおすすめしたいヘッドホンです。
通勤や通学時に使用する方はかばんの中に入れっぱなしでも長期間使えてとても便利ですね。
3色の中から気に入ったカラーを選べる色展開も心躍ります。
ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD 599
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD 599」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 開放型 |
重量 | 250g |
カラー | ホワイト系 |
- 大きなサイズのベロアのイヤークッションでふわふわの付け心地
- E.A.R機構を搭載し正確なサウンドをお届け
- メタリックシルバーの洗練された見た目
イヤーパッドには大きなベロア生地を使用することで、快適な付け心地を実現。
ヘッドバンドは軽く作られており、やわらかい皮の素材を使用し安定した装着性とやさしい包まれ感があります。
『E.A.R.』(Eargonomic Acoustic Refinement)という、人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用することで振動版から発生した音がそのまま正確に耳に届けられ、精密な音声を体感できるのもポイントです。
YAMAHA ヘッドホン HPH-200
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「YAMAHA ヘッドホン HPH-200」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 開放型 |
重量 | 180g |
カラー | ホワイト ブラック |
- 開放型で爽快感あふれる付け心地
- ベロア生地で肌触りバツグン!
- ヘッドバンドはスムーズに長さ調整が可能
イヤーパッドがベロア生地のため、耳もよろこぶふわふわの触り心地で快適に装着することができます。
ヘッドバンドは長さ調整が簡単にでき、長い時間付けっぱなしでも疲れにくく頭にフィットする工夫がなされています。
ヤマハオリジナルの大口径ドライバーを使うことで力強く抜けるような気持ちのいい音色を作り上げました。
平らに折りたたむこともでき、かばんへの収納も楽ちんです。旅行などの持ち運ぶ機会が多い時にも大活躍することでしょう。
パイオニア SE-MS7BT
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「パイオニア SE-MS7BT」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 密閉型 |
重量 | 290g |
カラー | ブラック シルバー ブラウン |
- 耳を包むような大きなサイズのイヤーパッド
- レトロでスタイリッシュ、優雅なデザイン
- ハイレゾ再生にも対応
イヤーパッドは分厚く幅の広い発泡性のポリウレタンクッションを使用し、装着した時に安定性が高くなるように設計されています。
また、大きなサイズにすることで安定性と密着感を実現しました。
アルミ素材を用いた高級感あふれるデザインで、ブラック・シルバー・ブラウンの3色展開の中から自分のスタイルに合わせたお気に入りのカラーを選ぶことができます。
エコーキャンセレーションとノイズサプレッション機能がついており、高品質な通話ができるのも高得点です。
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 開放型 |
重量 | 60g |
カラー | ブラック |
- 60gという驚きの軽さ
- 手に入れやすいお手頃な価格
- 折りたたんで外出時に大活躍
60gという、ヘッドホンとは思えない驚きの軽さで常識を覆してくれました。重いヘッドホンだと長時間付けた場合頭にずっしり乗った感覚がありますが、こちらのヘッドホンは頭への負担が少ない超軽量設計です。
価格も8000円程度と買い求めやすく、2個目のヘッドホンとしても活躍してくれそうです。
折りたたむことで小さくなるため、持ち運び用としてもぴったり。
外出用としてこのヘッドホンを購入しておくのもいいかもしれません。
Audio Technica ATH-P100M
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「Audio Technica ATH-P100M」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 開放型 |
重量 | 60g |
カラー | ブラック |
- 60gという圧倒的な軽さ
- 気軽に購入できる超お買い得価格
- 仕事で使いやすい1.5mコード
オープンバックタイプのため、迫力のある音声を楽しむことができます。
超軽量に作られているため、耳や頭への負担が軽く、イヤーパッドがやわらかいため長時間視聴しても快適さを保ってくれます。
デスクトップパソコンに刺して使いたい時にちょうどよい1.5mコードを採用しているため、少し離れた場所で音楽を聞くこともできます。
また気軽に購入できる値段も嬉しいポイントです。お子さんにタブレット学習させる時の最初のヘッドホンとしてぴったりです。
サンワサプライ MM-HP207N
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「サンワサプライ MM-HP207N」です。
タイプ | ネックバンド |
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構造 | 密閉型 |
重量 | 53g |
カラー | シルバー系 |
- ネックバンドタイプだから髪型が邪魔されない
- スポンジタイプで通気性の高いイヤーパッド
- 53gという超軽量の作り
53gというびっくりする軽さで、体への負担が最小限に抑えられています。
ネックバンドタイプなので頭の上にヘッドホンが乗ることはなく、髪型が崩れないのでヘアセットする方や髪の長い女性が使いやすい形状です。
ふかふかのスポンジは通気性バツグンで長時間着用しても耳元が蒸れにくく、快適なリスニング時間を作り上げてくれます、ケーブルは1.8mあるためテレビにつけて視聴したり、デスクトップパソコンに刺して使用するのもよいでしょう。
SONY MDR-ZX310
次に紹介するおすすめのヘッドホンは「SONY MDR-ZX310」です。
タイプ | オーバーイヤー |
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構造 | 密閉型 |
重量 | 125g |
カラー | ブラック レッド ブルー グレー ホワイト |
- 本体カラーとコーディネートされたオシャレなカラーコード
- 密閉性が高く聞こえやすいイヤーパッド/li>
- ハウジングを簡単に折りたためる便利機能
密着するタイプのイヤーパッドを採用することで音を間近に聞くことができ、大迫力のリスニング体験をすることができます。
ソフトな触り心地で、装着性が優れておりバランスの良い音質を楽しめます。
本体とコードはカラフルな色展開になっており、洋服のコーディネートと合わせてオシャレを楽しむのも素敵です。
コードの表面に絡まりづらくなる細かい溝をつくることで、コードがぐちゃぐちゃになるあのストレス現象を解消しました。
マーシャル ワイヤレスオンイヤーヘッドホン Major
最後に紹介するおすすめのヘッドホンは「マーシャル(Marshall) ワイヤレスオンイヤーヘッドホン Major」です。
タイプ | オンイヤー |
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構造 | 密閉型 |
重量 | 160g |
カラー | チタニウムブラック |
- オンイヤータイプですっきりした付け心地
- 最長50時間使える長持ちなバッテリー
- アプリで好きな音質に調整できる
耳を締め付けないオンイヤータイプなので頭が疲れにくい嬉しい構造です。
バッテリーは最長50時間とても長く持ち、一度充電したら長時間使用することができます。
イヤーパッドは形状記憶クッションが使われており、やわらかく耳にソフトにフィットするため耳が疲れにくいです。
折りたたみ可能でコンパクトサイズなため長い時間つけていてもストレスを感じにくい点も高評価。
Jabra Sound+アプリと連携させることで、イコライザーを使った好みの音楽にカスタマイズすることができる高性能なサウンド調整も特徴で、自分好みの音楽を作り上げることができます。
ライターあとがき
今回はメガネをかけていても痛くなりにくいヘッドホンを10個おすすめしました。
構造や装着の仕方、重さなどが重要なポイントになっていましたね。
この記事を参考にして、メガネユーザーの皆さまの痛みを解消できる素敵なヘッドホンを探してみてください。