おすすめのフットスイッチ10選!特徴・注目の機能も解説

PCを使う上で便利なショートカットキーやショートカットコマンドは、その仕様上マウスに手がかけていたり、ペンタブレットなどの周辺機器を使いながら利用することができません。

速やかにキーボードに手を戻し、キーを押せばいいだけのことですが、作業環境にフットスイッチを導入することで、上記のような状況でもショートカットキーを利用することが可能となり、より効率的な環境を構築できます。今回は、そんなフットスイッチについてまとめてみました。

フットスイッチとは?

フットスイッチとは、名前のイメージ通り、足で操作するデバイスです。PCを操作するために足を使うことに合理性を感じないという方もいらっしゃるかもしれませんが、フットスイッチを取り入れた環境は、特にMMORPGをプレイされているゲーマーの方や、クリエイターの方におすすめできます。フットスイッチのメリットを下記にまとめてみましたので、是非チェックしてみてください。

フットスイッチのメリット

  • ショートカットを割り当てることで効率化できる
  • キーボードを触らずともキー操作ができる
  • タスクを軽減できる

ショートカットを割り当てることで効率化できる

フットスイッチは、ユーザーが設定したキー入力を記憶し、ペダルを踏むことで入力するデバイスです。ただのキー入力はもちろんのこと、コピーペーストなどのショートカットキーも登録できるため、テキストの編集を効率化することができます。また、キーボードから手が離れてしまいがちなイラストレーターなどのクリエイターの方にもおすすめです。

キーボードを触らずともキー操作ができる

フットスイッチの魅力は、設定したキー入力をキーボードから手を離していても入力可能なことです。イラストレーターであればペンタブレットを、動画編集を行う人であればマウスに手をかけていることが多いかと思います。そういった状況で、ショートカットキーを利用するためには、キーボードに手をかけなければいけません。そのため、作業効率が微弱ながら落ちてしまいます。作業効率の差は、積み重なることで大きな差になるため、クリエイターの方にはフットスイッチの導入がおすすめです。

タスクを軽減できる

フットスイッチは主にクリエイターの方のようなキーボードから手が離れがちな方におすすめです。ではゲーマーには不要のデバイスかと言われれば、そのようなことはありません。特に、マウスで視点を操作する3DのMMORPGをプレイされているゲーマーの方であれば、フットスイッチはおすすめできます。その理由は、視点操作をマウスで行う以上、移動とスキル操作は片手で行う必要があるからです。そのため、キーボード側に過剰なタスクが割り振られてしまいます。フットスイッチは、そのタスクを軽減することができるのです。

フットスイッチの選び方

フットスイッチの選び方を解説します。

  • 対応OSで選ぶ
  • ペダルの数で選ぶ
  • レイアウトで選ぶ

対応OSで選ぶ

フットスイッチには、対応しているOSと非対応のOSがある場合があります。OSとは、オペレーションシステムの略称で、スマートフォンにおけるIOSとAndroidといったイメージです。PCのOSは、Windows、MacOS、Linuxといったものがあります。これらのOSの中で自身が利用しているOSに対応しているフットスイッチを選ぶことは何よりも重要です。

ペダルの数で選ぶ

フットスイッチは、ペダルの数が1つの製品から、3つ搭載されている製品などとバリエーションがあります。大は小を兼ねるとも言うので、一見すると3つのペダルが搭載されたフットスイッチが優れていると感じますが、3つのペダルをフル活用する場合、それなりの慣れがなければ直観的な操作はできません。

フットスイッチを利用する際、その都度足元を確認することで使用することはできますが、それでは作業効率がむしろ下がってしまい、本末転倒です。そのため、フットスイッチの操作に自信がある場合を除けば、ペダルの数は少ないものを選ぶことをおすすめします。

レイアウトで選ぶ

フットスイッチはデスクの下、足元に設置して利用するデバイスです。そのため、基本的に足元を直視することなくペダルを踏めるレイアウトが重要です。特にペダル数が2つ以上のフットスイッチの場合、スムーズなペダル間の移動が必要になります。そのため、複数のペダルが搭載されたフットスイッチを使いたいという方は、レイアウトに注意することをおすすめします。

フットスイッチのおすすめ10選

フットスイッチのおすすめ10選を紹介します。

ルートアール RI-FP3BK



  • Windowsに対応
  • アイデア次第で効率が大きく変わる3つのペダル
  • 安心の日本のブランド品
ルートアール RI-FP3BKは、日本のブランドのフットスイッチです。ペダル数は3つで、割り当てるキー入力やショートカットコマンドが定まっている方に特におすすめのフットスイッチです。3つすべてのペダルの使い方のイメージが定まってない方には、手放しにおすすめはできませんが、使っていくうちに新たなアイデアが思い浮かぶかもしれません。幅広くフットスイッチを利用していきたいと考えている方は、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

参考 Route-R 公式サイト
ライターからの一言
MMORPGプレイヤーにおすすめです。

ルートアール RI-FP3MG



  • 正確な操作をサポートするメカニカルスイッチ搭載
  • アイデア次第で効率が大きく変わる3つのペダル
  • 安心の日本のブランド品
ルートアール RI-FP3MGは、先ほど紹介したルートアール RI-FP3BKとほとんどスペックは同じフットスイッチで、Windowsに対応したペダル数が3つのフットスイッチです。そんなルートアール RI-FP3MGの特徴は、踏んだ際にクリック感が発生するメカニカルスイッチが搭載されている点です。メカニカルスイッチのクリック感は、より正確な操作を可能にするため、クリエイターの方はもちろんのこと、ゲーマーの方には特におすすめできるフットスイッチです。

参考 Route-R 公式サイト
ライターからの一言
ゲーム内ボイスチャットなどのプッシュトゥトーク機能におすすめです。

ルートアール RI-FP1BK



  • 迷いなく操作できるシングルペダル
  • お試しにちょうどよい価格
  • 安心の日本のブランド品
ルートアール RI-FP1BKは、ここまで紹介してきた製品のペダルが1つになったバージョンとも言えるフットスイッチです。そのため、フットスイッチの使い道が1つだけ、とはっきりしている方におすすめです。ペダル数は1つのため、3つのペダルの製品と値段で比較するのは不適切ですが、3つのペダルが搭載されたフットスイッチと比較すると安価なため、コスパを重視してフットスイッチを導入してみたい、と考えている方にもおすすめです。

参考 Route-R 公式サイト
ライターからの一言
初めてのフットスイッチにおすすめです。

Elgato フットペダル型 Stream Deck / Stream Deck Pedal


  • 2年間の保証付きだから安心
  • ソフトウェア別にプロファイルを指定可能
  • 高級感のある外装
ElgatoはStream Deckで有名なPC周辺機器メーカーです。同社から発売されていることもあって、フットスイッチ型のStream Deckは、卓上Stream Deckと相性が良いです。その理由は、フットスイッチ型のStream Deckの機能は一般的なフットスイッチとは一線を画すものだからです。フットスイッチ型Stream Deckならではの機能は、アプリケーションのショートカットを呼び出すことができることです。そして、卓上Stream Deckがあれば、何を起動するかをStream Deck上で確認することができます。そのため、デスクトップ上のスペースを占有することなく、ショートカットとして利用できるため、卓上Stream Deckユーザーの方に特におすすめできます。

参考 elgato 公式サイト
ライターからの一言
高級感ある外観が良い。

OLYMPUS フットスイッチ RS27H



  • ペダルは3つ
  • WindowsとMacに対応
  • 安心の日本のブランド品
OLYMPUS社のフットスイッチは、3つのペダルを搭載していながら、ペダル同士が離れていないレイアウトが特徴のフットスイッチです。そのため、フットスイッチ上で足をスライドさせることで、足先の感覚を頼りに3つのペダルを操作することができます。また、3つのペダルのうち、中央に配置されたペダルが大きく、ペダルの表面の凹凸も他の2つのペダルとは違うため、足元を見なくても誤入力が発生しにくく設計されています。

参考 OMデジタルソリューションズ株式会社 公式サイト
ライターからの一言
ペダルが密着してるから場所を取らないところが良い。

Wscoficey USBフットスイッチ



  • 金属素材が使われてるから丈夫
  • 価格が安い
  • 滑りにくい素材だから踏み込みやすい
Wscoficey USBフットスイッチは、ペダル1つのフットスイッチです。コスパ重視の商品ながら、材質は金属で、裏面には滑り止めとしてラバー足が付いています。角もしっかり丸められているため、事故の心配も少ないです。表面はマット加工されており、表面もある程度のすべり止め加工がされています。コストの割に製品の完成度が素晴らしく、幅広くおすすめできるフットスイッチです。迷ったら候補に入れることをおすすめします。

ライターからの一言
1つのペダルで十分という方に特におすすめです。

BJS FS2007


  • Windowsに対応
  • 現在も更新されている公式ドライバ
  • 価格が安い
BJS FS2007は、ペダルが1つのフットスイッチです。公式ドライバーの対応OSは、Windowsですが、フットスイッチ自体はMacOSにも対応しています。ですが、フットスイッチのキー設定を公式ドライバで行う必要があるため、MacOS単体ではキー設定ができず、利用することができません。もしWindowsとMacOS両方を使用してる方であれば、問題なく利用できるため、おすすめできるフットスイッチです。

ライターからの一言
WindowsとMacOS両対応のコスパフットスイッチとしておすすめです。

OLLGEN メタルUSB シングルフットコントロールアクションスイッチペダル


  • 豊富なカラーバリエーション
  • Windowsに対応
  • 滑り止めゴムマット同梱
OLLGENから発売されている、こちらのフットスイッチは、ペダル数は1つ、対応OSはWindowsです。一応MacOSでも認識はしますが、キー設定をするためのドライバーが機能しないため、MacOSで利用される方は一度Windowsで設定した後にMacOSに接続することで、利用が可能になります。フットスイッチでは珍しく、カラーバリエーションが豊富なため、部屋の雰囲気に合わせて周辺機器を買いそろえている方におすすめのフットスイッチです。

ライターからの一言
フットスイッチは黒色ばかりなのでカラーバリエーションはうれしい。

エジクン フットスイッチ[FS2P2]



  • 1年間の保証付き
  • 安心の日本ブランド品
  • 作動点は浅くも誤作動は少ない特別仕様

エジクン フットスイッチは、日本製のフットスイッチで、作動点までのストロークの短さが特徴のフットスイッチです。作動点までのストロークが短いということは、入力が速くなると同時に、誤作動の原因にもなりえますが、このフットスイッチは、特許取得済みの技術で作動点までのストロークは短いものの、ペダルに少し触れた程度では誤作動しない作りになっています。そんなエジクン フットスイッチは、日本のブランドであるだけでなく、国内で製造されているため正真正銘のMadeInJapanのフットスイッチです。丈夫なフットスイッチをお求めの方はぜひ選んでみてください。

ライターからの一言
国内製造は魅力的。

LEKATO ページターナーペダル フットスイッチ


  • Bluetooth対応
  • 最大で60時間の連続使用時間
  • 1年間の保証付き
ページターナーペダル フットスイッチは、今回の記事で紹介するフットスイッチでは唯一の無線対応のフットスイッチです。対応している接続方法はBluetoothのみとなっているため、入力の速度が重要なゲームでの活用はおすすめできませんが、タイピストの方やクリエイターの方には、無線ですっきりと収まる無線フットスイッチはおすすめです。USB接続で充電可能で、最大で60時間の連続使用が可能です。1年間の保証期間も付いていますので、安心してお求めいただけます。

ライターからの一言
コード類は増やしたくないので無線は嬉しい。

ライターあとがき

今回はフットスイッチについてまとめてきました。フットスイッチは、使う頻度の高いショートカットや、特殊キーの入力を設定することで、キーボード側のタスクを軽減することができる便利なデバイスです。値段もリーズナブルな製品が多いので、この機会に導入してみてはいかがでしょうか。

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