パソコンで、ゲームをする際に専用のコントローラーを利用せずにキーボードで操作される方もいると思います。それはプロの世界においても同様で、ゲームのジャンルにもよりますが専用のコントローラーを使用せずにゲーミングキーボードでプレイする方もいるようです。そこで今回はプロが利用するおすすめキーボード10線について解説をいたします。
プロゲーマーが使用するゲーミングキーボードと普通のゲーミングキーボードの違い
ゲームのジャンルにもよりますが、通常のキーボードでもネットゲームを行うことは問題なく可能です。
一方でプロが使用するキーボードはゲーミングに特化した機能があり、プレイ中のキーのタイピング性の良さを始めとした操作性やキーをタイプし続けても体への負担が少ないなど長期的に見た時に体を労わることができるものをチョイスしていることが多いです。
そのほかにも見た目に味付けが加えられているモデルになります。ゲーミングに特化した味付けはプレイの向上以外にもプレイ中の気分を盛り上げるRGBライトなどの装飾も施されています。
プロゲーマーが使用しているキーボードの価格帯
プロゲーマーが使用しているキーボードの価格は安いもので5,000円から高額のもので30,000円と一般的なキーボードに比べて価格帯が高いものが多いです。
通常のキーボードから比べるとおおむね高額な価格帯となっています。しかし、ゲーミング用キーボードとして設けられたRGBライティングをはじめとしたゲーミングキーボード専用の機能による部分を考慮すると価格帯が上がっているのも納得です。
プロゲーマーが使用しているキーボードメーカー
プロゲーマーが使用しているメーカーを解説します。
- ロジクール
- レイザー
- 東プレ
ロジクール
ロジクール は、スイスに本社をおくデジタルデバイスを提供する企業です。ビジネスユースのマウスやキーボードのほか、ゲーミングディバイスでも多数のラインナップを揃えている人気のブランドになります。
ゲーミング向けのブランドとして「Logicool G」ブランドを展開しており、世界中のゲーマーから愛用されています。
ロジクールのゲーミングデバイスはマウスやキーボードに特徴があり、ライトスピードと呼ばれる独自規格により無線接続ながらも有線並みの反応速度が体感できる機能を搭載したモデルが人気です。
レイザー
レイザーはアメリカのゲーミングに特化したデバイスブランドになります。レイザーならではのデザイン性は多くのゲーミングファンを魅了しています。
キーボードやマウス以外にも専用のPC周辺機器関連まで幅広く展開されているので、パソコンデスク周辺をレイザー一色で統一することも可能です。
レイザーのゲーミングキーボードは有線モデルが多くラインナップされており、そのほとんどのモデルにRGBライティングの機能が施されています。
東プレ
日本で製造販売されているキーボードのメーカーです。キーボードに興味を持たれた方であれば東プレのリアルフォース(REAL FORTH)は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
東プレのゲーミングキーボードはGaming Seriesがラインナップとしてあります。
テンキーレスやフルサイズキーボードなどのラインナップがあり、いずれもリアルフォースの特徴とも言える静電無接点方式のキーボードの独特の打鍵感はとても心地が良く一度使うと病みつきになります。
プロゲーマーが使用するキーボードの選び方
プロゲーマーが使用するキーボードの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 入力方式
- 軸
- キーの配列
入力方式
キーボードの入力機構はメンブレン式、メカニカル式、パンタグラフ式などがあり、入力機構によって打鍵感や使用に大きな影響が出ることがあります。
キーボードは毎日使用する相棒です。特にゲーミングキーボードとなるとより自分のタイピングにフィットしたものを選ぶ必要があります。
各入力方式では価格帯がメンブレン式、パンタグラフ式、メカニカル式と高額になっていきます。高額だから使い勝手が必ず良いものではないので、各入力方式をそれぞれ確認して好みの打鍵感を見つけましょう。
軸
メカニカル式のタイプになりますが、入力方式と合わせて打鍵感に大きな影響があるものに軸があります。この軸はキートップをタイプした時に押し込む際のスイッチの役割を果たし、軸のタイプによって打鍵感やタイプ音に変化があります。
青軸、茶軸、赤軸などが有名で、青軸が最もクリック音が大きく、順番に静音性が高くなっていきます。またメーカーによって軸の機構やタイプ音、打鍵感は大きく異なりますので、好みの軸でゲームをプレイすることでより良い環境を構築することも可能になります。
キーの配列
キーボード本体のキーの配列はメーカーやキーの数によって様々です。また、かな入力に適合しているJIS配列のキーボードと英字のUS配列のキーボードでは入力できるキーも異なっています。
apexなどのゲームは各動作のキーを自由に割り当てることで、操作性を自由に調整することができますが、普段から多用するキーが使いづらい位置にあるものでは使用感が損なわれてしまいます。
キーボード購入の際はキーの配列が使いやすいものであるかを確認しておく必要があります。
蛇足ではありますが、キーボードの配列に加えてキーボード本体のデスクへの置き方にも注目が集まっています。フォートナイトやapexをプレイする海外のプロゲーマーはこぞってキーボードを斜めに配置してプレイしている姿がしばしば見られます。
キーボードの置き方が変わることでキーのタイプがよりしやすい手の動きができるように工夫されているようです。ぜひお気に入りのキーボードが見つかりましたら、デスクの置き方にもこだわってプレイしましょう。
プロゲーマーが使用するキーボードおすすめ10選
プロゲーマーが使用するキーボードおすすめ10選を紹介します。
200文字換算
HyperX Alloy Origins
- フルアルミボディと3段階に調節可能なキーボードの傾斜角
- HyperXメカニカルスイッチ
- 取り外し可能なUSB Type-Cケーブル
プロゲーマーとの共同開発によるため、プロユースでも耐えうる使用となっており、HyperXメカニカルスイッチは8000万回のキー入力に耐える使用となっています。
そのほかにも有線接続キーボードながらも、着脱が出来るケーブルやフルアルミボディに三段階の角度調節機能をつけるなど、ユーザーニーズを的確にとらえたモデルとなっています。
参考 HyperX 公式サイトRazer Huntsman Tournament Edition
- 1億回のキーストロークを実現する高耐久性
- 脱着可能なUSB-Cケーブル
- RAZER リニアオプティカルスイッチ
ゲームに特化したテンキーレスモデルで、特定のキーを多用してプレイするスタイルにも耐えられるよう、億回のキーストロークを実現する高耐久性を兼ね備えています。また、着脱できるケーブルは持ち運びの際にも便利な機能です。
特定のキー操作を記憶しておけるオンボードメモリーは最大5つまでカスタム可能になっています。
参考 Razer 公式サイトLogicool G Pro X
- プロのための専用設計
- スイッチの入れ替えが可能
- コマンド登録が可能なLogicool G HUB
シンプルなテンキーレスキーボードに加えて、USBケーブルの着脱が可能となっており、持ち運びにも便利です。アクチュエーションポイントが異なる3種類の軸スイッチモデルを展開しています。3種類の軸スイッチは交換が可能なプロ向けの設計となっている他、キーボードの角度調整が3段階で調整ができる仕様となっています。
特定のコマンドを一つのキーに登録することができるLogicool G HUBは12個まで登録が可能となっています。
参考 Logicool G 公式サイトDUCKY One 2 Mini RGB 60% シルバー軸
- 省スペースの60%キーボード
- Cherry MXシルバースイッチ
- 取り外し可能なUSB-Cケーブル
静音性が高く、キー操作が軽いことで評判のCherry MXへの交換が可能です。更にキーボードのレイアウトをリマップして、最大6つのプロファイルを保存できます。
本体には着脱が可能で、持ち出しにも便利なUSBケーブルなどにも対応しています。
参考 Ducky 公式サイトDucky One 2 Mini RGB 60% 赤軸
- 省スペースの60%キーボード
- Cherry MXシルバースイッチ
- 取り外し可能なUSB-Cケーブル
ホワイトカラーモデルでは、エンターキーの色がブラックカラーモデルとは異なる色合いになっています。ブラックモデルと同様に着脱が可能なケーブル形式となっています。
モデルによってカラー展開や軸の違いがあることでより自身の好むモデルを選択することが可能となります。
参考 Ducky 公式サイトCorsair K70 RGB MK.2 LOW PROFILE RAPIDFIRE MX
- 着脱可能なパームレストを同梱
- ロープロファイル設計
- FPS用・MOBA用の交換用キーキャップ
長時間のプレーでも最適なパフォーマンスが発揮できるよう、着脱可能な専用パームレストが搭載されています。また、高さを従来のキーより35%ロープロファイルに設計されたLow Profile CEHHRY MX Speedキーを採用しています。
更にはFPS用・MOBA用の交換用キーキャップまで搭載した購入後もオリジナルのカスタマイズが可能なモデルになります。
参考 Corsair 公式サイトLogicool G G610BL
- カスタマイズ可能なライト
- 耐久性に優れたCHERRY MX ブルースイッチ
- ロールオーバー/全キーアンチゴースト対応
5,000万回の耐久テストを検証しているCHERRY MX ブルースイッチを搭載し、GHubソフトウェアを使用することでイルミネーションをカスタマイズしてライトをパターンゲームのコマンドに合わせてライティングを行うことも可能となります。
また、複数キー同時押し、アンチゴースト対応で思い通りのキー入力が可能です。
参考 Logicool G 公式サイトLogicool G G213
- 耐久性、耐水性
- 高いレスポンス
- パームレストと角度調節可能なレッグ
メンブレン式故に耐久性をはじめ、耐水性にもすぐれています。また、G213のパームレストは2段階の角度調節によって、キーボードを自分に合う傾きに設定できます。一体型のパームレストが不快感や疲労を軽減するため、何ラウンドプレイしても快適性が持続します。
G213のメンブレン式のキーボードは、メカニカル式に匹敵するほどの上質な押し心地と総合力を発揮するロジクールG Mech-Domeキーを搭載しています。
参考 Logicool G 公式サイトSteelSeries Apex Pro TKL JP 64737
- 感度を調整可能なメカニカルスイッチ
- 1億回以上のキー耐久力
- マグネット式リストレスト付き
SteelSeriesが特許を取得しているアジャスタブル・アクチュエーション・スイッチは、磁気センサー搭載のキーの反応する深さを0.4~3.6mmの間で10段階の調整が可能です。この微調整を行うことで、ゲームやタイピングに適したキータッチにカスタマイズが可能です。 参考 SteelSeries 公式サイト
Anne Pro 2
- プロゲーマーのテストによりキーの位置を調整
- 耐久性の高いPBTキーキャップ
- 美しいキーボード
USB接続とワイヤレス接続のどちらも使用することが可能です。コンパクトサイズの筐体はプロゲーマーとのテストを行い、キーの曲線は人間工学に基づいて、手触りがよく、長い時間使用しても、疲れません。各種キーの位置を調整し、使い勝手のよいモデルに調整しています。
キーキャップも耐久性の高いものを使用しているので長期使用も可能です。
参考 annepro 公式サイト