今回の記事では、人気ゲームアプリ「モンスターストライク(モンスト)」をプレイする上で、最適なタブレット端末をご紹介します。
タブレット端末は、iPadをはじめ多くの製品が販売されています。価格や機能、サイズなど多種多様なラインナップの中から、利用シーンに適した端末を選択することは大変です。
ここでは、モンストをプレイするために最適なタブレット端末を選ぶために、判断軸となる項目をピックアップしていきます。また、おすすめのタブレット端末8選も合わせて紹介します。
モンストにタブレットがおすすめの理由
モンストとは、味方モンスターをパチンコのように引っ張り、敵に当てて倒していくゲームです。シングルプレイでもゲームを進めることが可能ですが、最大4人まで同時に遊ぶマルチプレイも可能です。マルチプレイによって、強力な敵を倒しやすくなったり、クエスト中の報酬を多くゲットできたりします。
モンストでは、複数台の端末を持っていれば、1人でも好きな時にマルチプレイをすることができます。スマートフォンをサブ機として用いることも可能ですが、より大画面であるタブレット端末を用いることで、迫力あるプレイを堪能することができます。また、モンストのプレイ用途以外にも、読書や動画鑑賞等に用いたい場合は、大きい画面を持つタブレット端末が有利です。
モンスト用タブレットにほしい機能・性能
モンスト用タブレットにほしい機能・性能を解説します。
- 必要なアプリがダウンロードできるOS
- 位置情報の取得機能
- 安定した動作ができる処理性能
必要なアプリがダウンロードできるOS
モンストは「Google Play」 「App Store」「amazon appstore」 でのダウンロードが可能です。ただし「amazon appstore」では通信アプリ「LINE」のダウンロードができないため、「LINE」でのマルチプレイ募集・参加や、「LINE」を介した「友達を招待する」機能が使えない点に注意が必要です。
また、タブレット端末において市場シェア上位のHuawei(ファーウェイ)に搭載されている「Harmony OS」 はAndroid OSがベースとなっていますが、「Google Play」が使用できません。正規の方法ではモンストそのものをダウンロードできないことを認識しておきましょう。
位置情報の取得機能
友達とモンストのマルチプレイをする場合でも、1人で複数端末でマルチプレイを行う上でも、位置情報の取得が必要となります。代表的なセンサーとしてはGPSが挙げられますが、Wi-Fiによる位置情報の取得が可能な端末もあります。タブレット端末を選ぶ際には、GPS等による位置情報の取得が可能か確認しましょう。
安定した動作ができる処理性能
モンストは端末への負荷が比較的小さいゲームアプリのため、滑らかなゲームプレイに関係する「CPU(中央演算処理装置)」は高性能である必要はありません。
ただ、高い処理能力を必要とするゲーム(アクションゲーム等)や、写真・動画編集等でタブレット端末を快適に使いたい場合は、より良い性能のものを選んだ方が無難です。端末の処理性能を数値化したウェブサイトがいくつかあるので、参考にしてみましょう。
モンスト用タブレットのおすすめメーカー
モンスト用タブレットのおすすめメーカーを解説します。
- Apple
- NEC
- Amazon
Apple
Appleはタブレット端末市場で世界・日本国内ともに1位のシェアを誇ります。
iPadに搭載される「iPad OS」はiPhoneに搭載されている「iOS」と同様の操作性のため、iPhoneユーザーなら操作に迷うことはないでしょう。処理性能も高いため、モンスト以外の幅広い用途にも対応できます。
また、長期で最新OSを使い続けることが期待できるのも優位点です。例えば「iPad(第5世代)」は2017年に発売されたモデルですが、2022年現在も最新のOSが使用できます。保護カバー等のアクセサリが充実しており、自分好みの端末にしたい場合にもおすすめです。
NEC
NECはAndroidタブレットの中では販売数量シェアNo.1を記録している人気のメーカーです。
購入後のサポートが充実しており、不具合が出た場合や、デジタル機器の操作に不慣れな場合でも安心です。また、全モデルにGPSを搭載しているため、どのモデルを選んでもモンストのマルチプレイに必要な位置情報の取得ができます。「バッテリー保護モード」を搭載しており、バッテリーの劣化を抑えながら使用できることも特徴です。
Amazon
Amazonが展開しているタブレット端末「Fire」は高いコストパフォーマンスを誇ります。Amazonで時折行われているセール期間中には、さらに安く購入できる場合があり、購入の敷居が低いことが嬉しいポイントです。
また、販売終了から少なくとも4年間は、ソフトウェアのセキュリティアップデートが保証されているので、安心して長期間使用することができます。
モンスト用タブレットの選び方
モンスト用タブレットの選び方を解説します。
- マルチプレイに必要な性能・機能が揃っているか確認しよう
- 利用場所にあった通信方式を選ぼう
- 用途にあった画面サイズを選ぼう
- 処理性能を確認しよう
- バッテリー性能を確認しよう
マルチプレイに必要な性能・機能が揃っているか確認しよう
1人でマルチプレイする場合でも、友人とのマルチプレイの場合でも、位置情報の取得が必要です。GPS・Wi-Fi等で位置情報を取得できるか確認しましょう。
また、そもそもモンストのアプリをダウンロードできなければ意味がありません。モンストが動作するのはAndroid4.4.0以降、iOS11.0以降、そしてFire OSとなります。また、できるだけ最新のOSを搭載しているタブレット端末を選択することをおすすめします。理由としては、OSのセキュリティアップデートや、モンストのバージョンアップに長期間対応できることが期待できるからです。
利用場所にあった通信方式を選ぼう
外出先でもモンストをプレイしたい場合は、Wi-Fiがない環境でも携帯通信ができるセルラーモデルがおすすめです。セルラーモデルであればWi-Fiルーターを持ち歩いたり、街中のWi-Fiスポットを探したりする必要がありません。
頻繁に外出先でモンストをプレイしたい場合は「4G」・「LTE」・「5G」といった表記のある端末を選ぶと良いでしょう。なお、別途通信契約をして端末にSIMカードを挿す必要があります。また、本体価格が高くなる傾向にあるので、予算と相談しながら決めていきましょう。
用途にあった画面サイズを選ぼう
タブレット端末にはさまざまな画面サイズのものが販売されています。大小それぞれ一長一短があるので、利用シーンに合わせて選択をしていきましょう。
7〜8インチ程度の小型のタブレット端末は、手に持って操作しやすく比較的軽量なため、外出先でのプレイを快適に行いやすいです。また、スマートフォンとの画面サイズの違いが小さいため、同じような操作感覚でモンストをプレイできます。
大きいディスプレイを備えた端末では、迫力ある大画面でゲームプレイが可能であるとともに、動画鑑賞・Web閲覧等、モンスト以外の用途も楽しみたい場合におすすめです。ただ基本的に本体は重くなるため、持ち歩く頻度を鑑みて検討しましょう。
処理性能を確認しよう
処理能力を測る上で、代表的なものはCPUとRAWです。モンストをプレイする上ではあまり高性能なCPUや大容量のRAMは必要ありません。ただ、アクションゲームやRPGなどのゲームプレイや、動画編集といった端末負荷の高い動作をする場合は、こだわりたいポイントです。
CPUについては、性能を測定した「ベンチマークスコア」をまとめたウェブサイトがあるので、購入を検討するタブレット端末に搭載されているCPUが、どの程度の性能なのか比較検討すると良いでしょう。
また、RAMは2GB以上のものを選びましょう。予算が許せば3GB以上あると安心です。
バッテリー性能を確認しよう
タブレット端末を持ち歩く頻度が高い場合は、バッテリー性能も気にしておきたいポイントです。 バッテリーの容量は「mAh」で表されているので、その数値が多いものがおすすめです。
また、連続使用可能時間が表記されている端末もありますので、目安としてチェックしましょう。過充電防止の保護機能がある端末や、急速充電に対応した端末もおすすめです。
モンスト用タブレットのおすすめ8選
モンスト用タブレットのおすすめ8選を紹介します。
アップル(Apple)iPad (第10世代)64GB 10.9インチ
最初に紹介するおすすめのタブレット端末は「iPad (第10世代)」です。
画面サイズ | 10.9インチ |
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CPU / RAM | A14 Bionic / 非公表 |
GPS | なし(Wi-Fiによる位置情報取得可能) |
携帯回線 | なし (セルラーモデルも選択可能) |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 非公表 / 10時間(動画再生) |
- 省電力と高性能を両立したCPU「A14 Bionic」
- 本体色はポップな4色を用意
- Touch ID 搭載で指紋によるロック解除が可能
高性能なCPUを搭載しており、スムーズな操作性を得られます。モンストのみならず、端末負荷の高いゲームをプレイする際にも安心です。
また、「Touch ID」を搭載しているため、指先で端末ロックが解除できます。マスク等を着用していてもスムーズに操作を始めることができるので、重宝する機能です。
SDカードを挿し込むスロットがないため、購入後にストレージ容量を増やすことができません。大量のアプリや音楽・映像・書籍等のコンテンツを入れたい場合は予算の許す範囲でストレージ容量の大きいモデルを選択しましょう。
サムスン(Samsung) Galaxy Tab S8+ 128GB 12.4インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「Galaxy Tab S8+」です。
画面サイズ | 12.4インチ |
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CPU / RAM | Snapdragon 8 Gen 1 / 8GB |
GPS | あり |
携帯回線 | なし |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 10090mAh / 非公表 |
- Galaxyシリーズ史上最速のCPUを搭載
- 急速充電対応の大容量バッテリー
- 鮮やかな有機ELディスプレイ
スマートフォン市場では定評のある「Galaxy」シリーズのタブレット端末です。
Galaxy史上最速を謳うCPUが搭載されています。モンストのプレイには十二分のスペックであり、動画編集や端末への負荷が高いゲームにも耐えうる性能を備えています。
バッテリーは急速充電に対応しているところが嬉しいポイント。顔認証と指紋認証の両方に対応しているため、シーンを問わずスムーズなロック解除が可能です。総合力が高い端末ですが、価格も10万円前後と値が張るのがウィークポイントです。
アマゾン(Amazon)Fire 7 16GB 7インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「Fire 7」です。
画面サイズ | 7インチ |
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CPU / RAM | MediaTek MT8168V/B / 2GB |
GPS | なし(Wi-Fiによる位置情報取得可能) |
携帯回線 | なし |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | /10時間 |
- 1万円を下回る破格の値段
- 小さいボディによるスマートフォンに近い操作性
- microSDカードによりストレージ容量を1TBまで拡張可能
とにかく値段を抑えたい方にうってつけのタブレット端末。
小柄なボディは、手に持ってモンストをプレイする際に快適です。ディスプレイサイズがタブレット端末の中では最小クラスのため、スマートフォンと操作性が近く、モンストのマルチプレイがしやすいでしょう。
従来品よりもCPUのスペックが向上し、モンストであれば問題なく動作できます。通信アプリ「LINE」に非対応のため、モンストの一部機能が使用できない点には注意が必要です。
NEC LAVIE T0855 32GB 8インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「LAVIE T0855」です。
画面サイズ | 8インチ |
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CPU / RAM | MediaTekHelio P22T/ 3GB |
GPS | あり |
携帯回線 | なし |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 5100mAh 13時間 |
- 片手で持てるボディサイズ
- 顔認証でロック解除できる
- 電話やチャットでのサポート、修理受付が1年間無料
片手で持ちやすいボディサイズのため、端末を手に持ちながらの操作がしやすいです。
GPSが搭載されているため、マルチプレイに必要な位置情報の取得が問題なく可能。また、顔認証による端末のアンロックが可能で、セキュリティの面でも安心です。
購入後のサポートの内容が充実しているため、不具合や操作に困った場合に頼れることも特筆すべき点でしょう。CPUについては平凡なスペックのため、端末への負荷が高い作業には向きません。
シャオミ(Xiaomi)Xiaomi Pad 5 128GB 11インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「Xiaomi Pad 5」です。
画面サイズ | 11インチ |
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CPU / RAM | Qualcomm® Snapdragon™ 860 / 6GB |
GPS | なし (Wi-Fiによる位置情報取得可能) |
携帯回線 | なし |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 8720mAh / 10時間以上(ゲーム利用) |
- 手頃な価格と高機能を実現し、コストパフォーマンスが高い
- 「ドルビーアトモス」搭載で迫力のある音を楽しめるスピーカー
- ブルーライト抑制機能つきのディスプレイを搭載
十分な処理速度をもつCPUと6GBのメモリを搭載しながらも、手が届きやすい価格で高いコストパフォーマンスを持っております。
立体音響技術「ドルビーアトモス」と4つの大型スピーカーにより、迫力のある音声を楽しみながらゲームプレイが可能です。大容量のバッテリーを備えているため、充電なしで10時間以上長時間楽しめます。
また、ディスプレイはブルーライトを抑える機能が備わっているため、長時間モンストをプレイする場合には特におすすめです。SDカードが挿入できないので、ストレージ容量を拡張できないのが難点です。
オッポ(OPPO) Pad Air 64GB 10.3インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「OPPO Pad Air」です。
画面サイズ | 10.3インチ |
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CPU / RAM | Qualcomm® Snapdragon™ 680 / 4GB |
GPS | なし (Wi-Fiによる位置情報取得可能) |
携帯回線 | なし |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 7100mAh / 12時間(ビデオ再生) |
- アイケア機能が搭載されたディスプレイ
- 指紋つきにくいアルミニウム合金の背面パネル
- 「ドルビーアトモス」搭載で、迫力のある音を体感
モンストのプレイに十分な処理性能を備えつつ、手に届きやすい価格のタブレットです。
立体音響技術「ドルビーアトモス」対応の4つのステレオスピーカーで臨場感あふれる音を楽しめます。さらに、最大2048段階の自動輝度調整機能や、ブルーライトを軽減するアイケア機能搭載ディスプレイを備えており、長時間プレイに最適な一台となります。
丈夫なアルミニウム合金に包まれた背面パネルは、指紋が目立ちにくく、頻繁に持ち歩く場合におすすめです。重いゲーム・作業には不向きなスペックのため、使用用途に注意しましょう。
TECLAST M40 air 128GB 10インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「TECLAST M40 air」です。
画面サイズ | 10インチ |
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CPU / RAM | MediaTek Helio P60 / 8GB |
GPS | あり |
携帯回線 | あり |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 6000mAh / 非公表 |
- 低価格ながら、大容量ストレージとメモリを搭載
- 4G通信が可能でSIMカードが2枚挿入可能
- ブルーライト低減モード搭載で、眼に優しい
4G通信に対応かつGPSを備えており、マルチプレイに不可欠な携帯通信・位置情報取得が外出先でも行えます。
モンストのプレイに必要な性能を持つCPUや4スピーカーも搭載されていながら、3万円を切る価格であることは大変魅力的です。
WideVine(デジタルコンテンツの著作権を管理する技術)のレベルが低いため、NetflixやAmazon Primeなどのストリーミングサービスでは高画質で動画を見ることができないため、タブレット端末で動画を観たい方には不向きな面があります。
ALLDOCUBE X GAME 128GB 10.5インチ
次に紹介するおすすめのタブレットは「ALLDOCUBE X GAME」です。
画面サイズ | 10.5インチ |
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CPU / RAM | Mediatek Helio P90 / 8GB |
GPS | あり |
携帯回線 | あり |
バッテリー容量/連続使用可能時間 | 7000mAh / 14時間(動画再生) |
- 2TBまで拡張可能なSDカードスロット搭載
- GPS付きで3万円以下の値段を実現
- 別売りのキーボードやスタイラスペンで機能性アップが可能
4G通信が可能で、GPSを搭載しながら3万円を切る値段が魅力的です。
携帯通信のために必要なSIMカードは2枚挿入できるため、通信会社の使い分けも可能です。また、SDカードを用いて2TBまでストレージ容量を拡張できます。別売りのキーボードはショートカットキーが充実しており、キーボードを使う作業もしたい場合はおすすめです。
ただ、”Game”と名前がついているにも関わらず、CPUは高性能ではありません。モンストをプレイする分には問題がありませんが、負荷が大きいゲームではストレスを感じる可能性があります。
ライターあとがき
モンストをプレイするためのタブレット端末は、高性能である必要はありません。しかし、マルチプレイに必須な位置情報の取得機能など、確認すべき項目がいくつかあります。
必須項目を満たしつつ、個人の利用したいシーンに合わせたタブレット端末を選択し、モンストを遊び尽くしていきましょう。