webデザイナーにとってパソコンは必要不可欠です。
これからwebデザイナーになろうとしている人は、どんなパソコンを選ぼうか迷っていることかと思います。
初めてのパソコンは購入してから後悔しないように選ぶことが大切です。
webデザイナー未経験の人からパソコン初心者の人に向けて、webデザイナーに適したパソコンを紹介します。
Webデザイナーとは
webデザイナーとは、webサイトのデザインをする人のことです。
自社や企業の依頼でwebサイトを見やすく、綺麗にデザインします。
HTMLやCSSのようなマークアップ言語を用いてコーディング作業をすることもあり、Webサイトのデザインのほとんどをwebデザイナーが担っています。
そのため、画像加工と並行してコーディングする場合があるので、メモリ容量が大きい・CPUの性能が高いパソコンがおすすめです。
グラフィックデザイナーとは
グラフィックデザイナーとは、紙からwebまで様々な媒体で広告やポスターなどを制作する人のことです。
ゲームのキャラクターや背景のデザインをするゲーム業界のグラフィックデザイナーもいます。
webデザイナーはWebサイトの装飾などがメインですが、グラフィックデザイナーは紙媒体も手掛けます。
そのため、依頼主が求めるデザインを、第三者に紙媒体や画像・動画で伝えられるように制作します。
グ
ラフィックデザイナーはたくさんのデータを扱うため、ハードディスク容量が多いパソコンを選ぶことをおすすめします。
WindowsとMacどっちがいいの?
結論から言うと、どちらでもデザイナーの仕事はできます。
しかし、デザイナー業界ではMac使用者が多く、YouTubeにチュートリアル動画がたくさんあります。
Macは、わからないことはYouTubeで調べれば解決方法が載っている場合がほとんどです。
パソコン初心者の人は、パソコン知識も含めた情報が多いMacをおすすめします。
WindowsはMacに比べ、安価なのが魅力です。
パソコンの初期費用を抑えたい人にはWindowsをおすすめします。
デスクトップじゃなくても平気?
デスクトップは、在宅のみで作業する人におすすめします。
デスクトップは持ち運びが難しいので、外出先で作業するには不向きなため、在宅で作業に集中したい人はデスクトップの方が良いでしょう。
ノートパソコンは、外出先で作業する人や省スペースで作業したい人におすすめします。
外出先でデザインのアイデアが思いついたら即座にパソコンを開き作業できます。
Webデザイナー向けノートパソコンの推奨スペック
デザイナー向けノートパソコンの推奨スペックについて詳しく解説していきます。
- OS
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラボ(GPU,グラフィックボード)
OS
OSとは、パソコンの基本的なソフトのことで、システムの管理などを行うソフトです。
Windows・Macともに最新バージョンをおすすめします。
Windowsの場合はWindows 11、Macの場合はMacOS Montereyです。
最新バージョンを選ぶと現在搭載されている機能が全て使えて、セキュリティ面も向上して安心です。
CPU
CPUとは、パソコンの全体の処理を担っているパーツのことです。
デザイナーにとってCPUの性能はとても重要ですので、CPUはIntel Core i5以上がおすすめです。
Intel Core i5以下のCPUだと、画像や動画の処理が遅くなったりと作業に大きな支障が出る可能性があります。そのため、デザイン作業やその他の作業がとてもスムーズに行える、Intel Core i7のCPUを選ぶのが望ましいです。
メモリ
メモリとは、パソコンの中で処理するデータを一時的に保存しておく場所で、8GB以上がおすすめです。
8GB以上あれば、複数のブラウザとソフトを開きながらの作業がサクサク進みます。
デザイナーは複数のソフトを同時に扱うことが多いので、8GB以上のメモリを選ぶと良いでしょう。
ストレージ
ストレージとは、データをメモリのように一時的ではなく、長期的に保存しておく場所のことです。
ストレージは、SSD容量256GB以上をおすすめします。
デザイナーはたくさんの画像データなどを保管するため、容量の大きいストレージが必要です。
グラボ(GPU,グラフィックボード)
グラボとは、グラフィックボードのことでPCのディスプレイに映像を映し出す部品です。
よく聞くGPUと同じものです。
グラフィックボードは、Quadroシリーズをおすすめします。
Quadroシリーズは様々な色を再現し、思い通りの色を表現しやすいのでデザイナーにはピッタリです。
グラフィックデザイナー向けノートパソコンの推奨スペック
グラフィックデザイナー向けノートパソコンの推奨スペックについて詳しく解説していきます。
- OS
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラボ(GPU,グラフィックボード)
OS
グラフィックデザイナーにおすすめするOSは、Windowsの場合はWindows 11、Macの場合はMacOS Montereyです。
WindowsかMacOSか悩んでいる場合は、MacOSをおすすめします。
デザイナー業界ではMac使用率が多く、職場でもMacを持っている方がほとんどです。
わからないことを上司に聞く際、同じMacOSを使用しているとその問題がスムーズに解決しやすいです。
CPU
グラフィックデザイナーにはIntel Core i5以上のCPUがおすすめです。
webデザイナーと同様に複数のブラウザやソフトを同時に使用しながら作業するので、Intel Core i5以上のものを選ぶと快適に作業しやすくなります。
デザインに集中するためにも、性能がいいCPUを選ぶと良いです。
メモリ
メモリは、8GB以上がおすすめです。
グラフィックデザイナーは複数のソフトやブラウザで作業することが多いです。
そのため、最低でも8GB以上必要になります。
デザインに使うソフトで有名なPhotoshopは、推奨メモリ容量8GB以上としています。
Macの場合、後からメモリ増設ができないので、確認してから購入することをおすすめします。
ストレージ
グラフィックデザイナーにおすすめのストレージは、SSD容量512GBです。
グラフィックデザイナーは様々な媒体のデザインをし、それに伴い大量のデータを保存しておきます。
後から外付けでストレージ容量を保管することもできるが、どれがどのデータなのか困惑する可能性があります。
最初からPC自体にストレージ容量があると、その心配もなくなります。
グラボ(GPU,グラフィックボード)
グラフィックデザイナーにおすすめのグラボ(GPU)は、Quadroシリーズです。
グラフィックデザイナーは多くの色を使い、クライアントの要望に沿ったデザインを制作します。
Quadroシリーズは、10億6433万色の色を再現できます。
そのため、思い通りの配色が可能で、自分のイメージにあったデザインにより近づけやすいです。
デザイナー向けノートパソコンの選び方
デザイナー向けノートパソコンの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- メモリ容量は8GB以上がおすすめ
- ストレージは512GBがおすすめ
- グラボを搭載しているPCがおすすめ
メモリ容量は8GB以上がおすすめ
デザイナーは複数のブラウザやソフトを動かしながら作業する事が多いです。
そのため、同時に多くの作業ができるメモリ容量が必要で、8GB以上のメモリ容量をおすすめします。
8GB以上あれば、複数の作業をする際にも支障が出にくいです。
デザインで使うツールで有名なAdobeのソフトは最低でも8GBを推奨してるので、8GB以上は必須です。
ストレージは512GBがおすすめ
デザイナー向けノートパソコンのストレージ容量は512GBをおすすめします。
一般的に256GB以上が理想とされていますが、デザイナーは制作した画像や動画、素材などを保存しておく事が多いです。
特に画像の素材などは、たくさんあることにこしたことはありません。
自分の気に入った素材を保存しておく場所、つまりストレージ容量は多い方が望ましいです。
グラボを搭載しているPCがおすすめ
デザイナー向けノートパソコンにはグラボを搭載しているのが必須です。
グラボの中でもQuadroシリーズがおすすめです。
QuadroシリーズはNVIDIA製品で、10億6433万色の色を再現できるクリエイター向けのGPUです。
デザインのイメージに合う思い通りの色を再現できるQuadroシリーズは、デザイナーに合ったGPUです。
デザイナー向けノートパソコンのおすすめメーカー一覧
デザイナー向けノートパソコンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- Apple
- マウスコンピューター
- VAIO
Apple
デザイナーにおすすめするメーカーの一つめはAppleです。
AppleのMacはデザイナー使用率が多く、お手持ちのスマートフォンがiPhoneならAirDropという機能でデータを簡単にやりとりできます。
また、MacのソフトやアプリアイコンはiPhoneと同じものがあるのでどのアイコンがなんのアプリなのかわかり、スタートダッシュがスムーズです。
マウスコンピューター
マウスコンピューターは、BTOパソコンを販売している会社で、サイト内でパソコンを購入するときに自分に合ったカスタマイズができます。
クリエイター向け専用ページがあり、どのノートパソコンを選べば良いか迷っていてもある程度絞り込める事が特徴です。
マウスコンピューターで購入したノートパソコンは24時間365日電話でのサポートが標準で付いているので、不具合が起きた際のサポートが手厚いのが魅力。
VAIO
VAIOは、日本国内のメーカーでノートパソコンだけを製造・販売しています。
高品質なパーツを採用し、品質検査がとても厳しいので初期不良などの心配が少ないです。
そのため他のメーカーのノートパソコンより値段が高いモデルがあるが、その分品質がよく高級感があります。
さらに、水がパソコン内に入ってしまったり火災で損傷してしまった場合に三年間保証を受けられる「パソコン3年あんしんサポート」が別途加入でパソコン購入時につけられます。
WebデザイナーにおすすめのノートPC3選
WebデザイナーにおすすめのノートPCを3選紹介していきます。
Apple/MacBook Air/13インチ、512GB
- 本体が1,24kgと軽く、持ち運びに最適
- 10億色に対応しているLiquid Retinaディスプレイ搭載
- バッテリー駆動時間が最大18時間と長い
MacBook Airは、webデザイン制作を行っている会社に入りたいという人におすすめします。
デザイナー業界はMac使用率が高いため、作業内容や環境に慣れるのが早くなります。
iquid Retinaディスプレイを搭載しているため、10億色に対応していて細かい色のデザインがしやすくなります。
重量が1,24kgと軽く、持ち運びにも適しています。
また、512GBのSSD容量で大量のデータを保存できます。
mouse/DAIV 6P/16インチ、16GB
- メモリ容量が16GBと大きく、複数の作業を同時にしても性能が落ちない
- 16インチの大画面で細かなデザインがしやすい
- 24時間365日電話サポートに対応でノートパソコン初心者でも安心
マウスコンピューターのDAIV 6Pは、webデザインもノートパソコンも初めての人におすすめです。
16GBのメモリ容量、512GBのSSD容量で性能は充分です。
初めてのノートパソコンは、メモリ容量もSSD容量も自分がどれくらい使用するのかわからない事が多いです。
DAIV 6Pはデザインに向いた性能なので、失敗する可能性が低いです。
万が一の不具合などにも、マウスコンピューターは24時間365日電話でサポートしてくれるのでノートパソコン初心者におすすめです。
VAIO/VAIO S15/VJS15490611B/15/6インチ、Core i7 9750H
- 処理速度・容量どちらも妥協しないストレージ
- CPUがCore i7 9750Hを搭載
- カメラ付きでオンライン会議も可能!
VAIO S15は、メモリ容量8GB・HDD+SSD容量1TB+256GB・Core i7 9750Hを搭載しているので、デザイナー始めたい方にはちょうど良いスペックです。
Full HDカメラ付きでデザイナーがよく行う業務の一つ、オンライン会議を高画質で映せます。
新規会員登録などで割引クーポンが配布されるので通常金額より安価に抑える事ができます。
高級感あるデザインでデザイン制作のモチベーションを上げたい人にもおすすめします。
ライターあとがき
webデザイナーが使うノートパソコン選びで大事なのはメモリ容量8GB以上・ストレージ容量256GB以上、さらに容量が欲しい方は512GB以上・グラボ搭載です。
webデザイナーはパソコンでデザインするのが基本なので、パソコンの性能は妥協しないことをおすすめします。